日本でも空き巣や車上荒らしなどがあるようにロンドンでもこのような犯罪はあり、日本よりも数が多いようです。
まず、引っ越しの際にも気を付けなければならないこともあります。あまり治安の良くない地域にある物件に入居する際には、最低でも貴重品、PC、ゲーム、テレビなどはタオルやシーツなどをかけてあるいは段ボールに入れ何を運んでいるかわからないようにすること。以前私の知り合いが治安が悪く、しかし家賃が安い物件へ入居しました。引っ越しが終わり、翌日仕事から帰ってみると泥棒に入られ、新しい家電、PC、カメラ、テレビなどがすべて盗まれていました。
日本人の多い安全な地域であればそこまで気にすることはないと思います。
年末や夏休みで一時帰国する場合は定期的に配達されるものを一時中止(雑誌、新聞、牛乳など)、タイマーなどを使って屋内の照明をランダムに点灯させる、キッチンなどでもタイマーを使ってラジオをつける、防犯アラームを設定するなどが考えられます。また最近の玄関に取り付けるカメラ(携帯に呼び出しとなるもの)なども良いでしょう。
家に人がいる、あるいはいる気配がするのであれば泥棒の侵入の可能性は少なくなります。
近所の人や友達に鍵を預け、週に1,2回訪問してもらうのも良いでしょう。家の住人が留守でも誰かがその家に出入りしているとなれば泥棒も入りにくくなります。また定期郵便物は止められてもダイレクトメールや普通の郵便物は止められません。ドアのポスト口に郵便物がたまっていればその家には人がいないとみられてしまいますから郵便物をポスト口から取り除くだけをお願いしても良いかと思います。
家よりもフラット(日本で言うマンション)の方が安全だからと考える人が多いのですがそれも微妙です。隣の部屋のバルコニーから、上階からバルコニーを経ての侵入、雨どいなどを登っての侵入、きちんとしたポーターがいなければフラットの住人が共同玄関を入る際に勝手に入ってくる者もいます。
狙われたら逃げることは難しいですが、狙われないような努力をすることが大事かと感じます。
以前、テナントさんの家が泥棒に入られました。担当警察官と話をし一番効果的な防犯対策は犬を飼うことと聞き、大家さんに頼み込み犬を飼うことを認めてもらいました。最初は留守にしていても番犬になるからと考えていたのが実際に犬を飼ってみると面倒を見なくてなならなく外出が少なくなりホリデーの期間も短くなったようです。少し違った意味で以前よりは安全になりました。めでたし。
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