電気メーターやガスメーターがスマートメーターに交換されている物件を目にします。このような物件を借りる際に、あるいはスマートメーターを取り付ける際に気をつけるべきことがいくつかあります。
良いこと;
1.毎月の電気代やガス代のEstimateによる請求が無くなる
請求書を見るとメーターリーディングの頭やお尻にEと表記されていることがありますがこれがEstimate(今までの使用量に基づいた予想のメーターリーディング)です。このため実際の使用量とは異なり、よって請求金額に誤差が発生します。
スマートメーターは各業者がインターネットで実際のメーターリーディングを確認するため毎月正しい請求が届きます。
2.毎月のメーターリーディングをしなくても良い
各業者がネットを使いメーターをチェックするため住んでいる方は自分でチェックする必要はなくなります。
3.スマートメーターは各業者が無料で取り付けを行います。
悪いところ;
4.毎月の電気代ガス代は安くなりません。
スマートメーターを取り付けたからと言って使用量が安くなることはありません。
5.各業者によって使えるスマートメーターが異なる。
例えばBritish GasとEDFでは互換性の無いスマートメーターを使用している(会社名は例として挙げているもので実際に確認していません)ところがあるため、安い電気会社、ガス会社に乗り換えた際に既存のスマートメーターは"スマート”としての機能は使えない=ガスメーター、電気メーターとしての機能のみ、の可能性があります。
電気、ガス会社の下請け会社からスマートメーターに交換しなくてはならない(住んでいる人の義務ですよ)などとの電話がありますが、これは断っていただいて結構です。2021年10月現在でスマートメーターへ交換するのは任意です。
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