top of page
検索
  • 執筆者の写真Administrator

賃貸契約 デポジット 2

DepositはReturnable Depositです。これは日本と同様に契約終了後この金額は全てテナントへ返却されることとなります。Depositが機関に預けられていた場合はその機関からテナントへ直接送金、大家や不動産業者が預かっていた場合はそちらからの返却となります。返却にならない場合、遅い場合はDeposit Protection Schemeの団体へクレームを入れることができます。例えばDepositの返却がないまま、Depositを保管している不動産会社が倒産してしまってもその団体が保証をしてくれます。

昔は大家や不動産会社がDepositを保管していましたがテナントの退去後Depositの返却をしない業者や大家が多く、立場の弱いテナントを助けるため国が重い腰を上げこの制度を作りました。

このスキームは個人契約のみについて使用されます。部屋貸し(ルームレット)や会社契約はこのスキームの対象外です。会社契約にも関わらずDepositをこのスキームに預けたりするおかしな会社がありますが、そのような不動産会社は担当者が個人契約と会社契約を混同しています。間違いです。


閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

この記事は11月23日の賃貸業界ニュース記事をもとに書いています。 渡英したYMS,学生さんたちはロンドンの物件の無さに頭を抱えているのではないでしょうか。ここ数年続いている賃貸物件不足が家賃上昇の原因の一つにもなり、とても住みたいと思えるような物件でもないのにこんなに高額な家賃なの、あるいはまず秋物件が見つからないかどちらかだと思います。 そこで、これから渡英される方で大学、学校、バイト先などを

世の中がエコ、グリーンへ向かっている中、家やフラットに設置してあるガスボイラーも急激にエコ、グリーンな方向へ向かっていました。 新しいガスボイラーの販売は2025年までと決められていたのですが、その規制が少し先延ばしになりまた。2033年です。 家庭用のガスボイラーは何をしているのかというとお湯を作る+暖房です。政府は電気のほうがグリーンだから全てのガスボイラーの販売を禁止してしまおうとしてこの規

UK大手の不動産会社の調べによると2022年8月から2023年8月を比較して家賃が12%上昇下とのことです。ちなみに最近では2022年5月から2023年5月を比較した際の11.5%が一番高い上昇でした。これは金額にすると月額£140の上昇で、昨年£1300/月だった物件が今年は£1440/月になっていることになります。 ちなみに2020年1月から比較すると30%弱の上昇です。2020年に£1000

bottom of page