Deposit=敷金です。一般的な個人契約ではDepositの上限は家賃の5週間分までと決められています。(以前はこれの制限がなかったのですが、2019年に規制されました。)これ以上はどんな理由であれ大家は要求をすることができません。ただし個人契約でも家賃が高額な場合、年間の合計家賃が£50000を超える場合は上限が6週間分の家賃となります。
このDepositは政府のDeposit Protection Schemeで切れられた方法によって保管されます。一つは政府が定めた機関に預けるもの。もう一つは大家あるいは不動産会社がDepositを保管し、保管しているDepositに保険を掛るものです。
どちらにしても賃貸契約の終了までは誰もこのDepositに触れることができないため、良くテナントさんが考えがちな最後の月の家賃はDepositで相殺してくださいということはできません。上記に賃貸契約の終了までと書きましたがテナントが退去するまでではありませんのでご注意ください。例えば1年契約の途中でテナントさんが大家の了承を得ないまま退去しても元の契約の契約満了日までは契約が続きます。この後でないとDepositの返金作業は行われません。
ちなみに家賃5週間分のDepositの計算は下記のようになります。
例えば月額家賃を£1500とすると
£1500/m x 12months = £18000 → 1年間の家賃総額
£18000 ÷ 52weeks = £346.1538,,→ 1週間分の家賃
£346.1538,, x 5weeks = £1730.769,, → 5週間分の家賃
レギュレーションでは5週間分が上限となるためこの計算だと1730.76がDepositの上限となります。
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