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結露 部屋の温度を上げる 1

部屋のカビからの続きです。

カビの発生の原因になるものの一つに結露があります。結露は部屋の温度、湿度と関係しています。まず、空気は温度によって保持できる水分の量が異なります。気温が高ければたくさんの水分を、気温が低ければ少しの水分が含しか保持できません。例えば冬季に暖房を使い寝室の室温を25度まで温めます。この際に小さめのダブルベッドルーム内の保持できる水分量は1150g(1リットル以上の水分が空気中に漂っています)くらいです。就寝中は暖房はしていないでしょうから翌朝には室温が下がっています。例えば明け方の室温が10度まで下がったとしたとき、寝室内の空気の保持できる水分量は470g程度まで落ちてしまいます。室温25度と室温10度の際の水分差が680gですが空気中で漂うことができなくなり結果として窓ガラス、窓枠、部屋の隅などに結露となって現れます。朝起きた時に布団やシーツなどが湿気っぽいと感じるのは布団やシーツなどがこの水分(湿気)を吸収してしまうためです。

また、ヒトは就寝中に水分を放出します、平均的な就寝中の発汗は500gくらいです。例えば2人(カップルや夫婦など)が就寝するだけで約1リットルの水分が排出されてしまいます。そうすると前述の水分680gと合わせて1.7リットルの水分が結露として発生したり、布団やシーツなどが湿気ってしまうこととなります。


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