検索
  • Administrator

賃貸契約 会社契約って日本の会社契約と一緒?

更新日:2020年8月10日

賃貸物件の会社契約を一般的に皆さんが考えているものとは違う視点からご説明します。

個人がロンドンで物件を借りる際には大家に対しリファレンスレターを提示する必要があります。しかし、日本からロンドンにいらっしゃる方はこちらでの履歴が全くないのが普通です。

履歴とはこちらでの就労歴、給与、住まい、犯罪歴、裁判所からのコートオーダーなど生活にかかわるもの全てです。これらがないため大家はあなたがどこの何者なのかを知るすべがありません。そしてその何者かに家を貸したりする大家はいません。

そのため履歴があり信用がある”会社”がテナントとなって物件を借り、会社が大家の許可を得て社員を住まわせることとなります。また、この社員とはだれでも良いわけではなく特定の社員です。例えば佐藤さんと特定しその他の社員さんは入居者となることはできません。

あくまでも個人契約がベースとしてあり、個人では契約が行えないため会社が個人の代わりに物件の賃貸契約を結ぶものが会社契約です。

日本では有名な一部上場企業も一歩海外に出るとその認知度は下がります。日本ではとても有名な企業でもその企業名を大家が知らないことは良くあります。日系企業の駐在員さんで良くあるのが、会社契約で物件を探し、オファーを入れる際に会社名を伝えても大家も不動産会社の担当者もその会社が何者だかわからない、そのためその会社のリファレンスレターを会計会社から提出してもらうことの依頼を受ける。日本では会社名を出せば泣く子も黙る大手の会社なのに何故不動産会社者や大家がそんな依頼をしてくるのか、失礼千万。


賃貸契約は大家とテナントの契約です。お互いが納得しないと契約はできません。大家を納得させるためには個人でも会社でも同様、テナントとなる者の安全性を示さなければなりません。日本で契約するのではありませんのでUKの慣習に従って契約を行うことをお勧めします。




閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示

今日のQueen’s Speechによると賃貸契約にあるSection 21 eviction廃止し大家の権利を弱めようするための規制作りを始めるようです。 Section 21は大家がテナントに一方的に契約解除を求めることが出来るものです。テナントが家賃を滞納したり、夜中に騒音を発生したり、ペット不可物件でペットを飼っていたりすればテナントの契約義務違反として大家がテナントへ対し契約解除を求める

毎日のようにニュースで見る電気ガス代の上昇。 今までだと安い電気、ガスの供給会社に乗り換えるのが料金を下げる一番簡単な方法でしたが、それらの供給会社が潰れ且つインフレで料金が上昇中の今乗り換えをしても料金は下がらず、逆に料金が上がってしまうこともしばしば。 では、乗り換えをしないで電気代を下げるにはどうしたらよいでしょう。 一般の家ではテレビ、スカイ、BTボックスなどリモコンのスイッチを押すとすぐ

4月13日に発表された最新のRPI(Retail Price Index)が9%でした。 2020年10月頃から上昇してきましたが9%は1991年以来です。 2011年頃にRPIが5%を超え賃貸物件の契約更新時の家賃値上げの交渉がとても大変だったのを思い出しました。一般的な賃貸契約書には契約更新時に家賃の見直しがあることが明記され、多くがRPIの率と同等の値上げがされることが決められているものが多