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ロンドン到着後の自己隔離

入ってきた英国のロックダウンも緩んできて日本から学生さんやワーホリの方の渡英が増えてきました。英国に到着後自己隔離が必要ですが、これをシェアハウスなどで行えるかとの問い合わせが何件かありましたので今日はこの件について。

結果から言うとだめです。

自分の部屋に入っているのだから問題ないだろうと考える方も多いようですが、シェアハウスと名前の通り一つ屋根の下で何人かのシェアメイトたちと玄関、キッチン、バスルーム、洗濯機を共用することとなります。そのため隔離しているとは言えない状態です。

これが一般的な賃貸物件(貸家やフラット)に自分一人で入居する場合は二通り。もともとロンドンに賃貸物件があり、日本からロンドンへ帰ってきた場合は問題ありません。しかし、初めての渡英で渡英前に賃貸契約を締結してきた場合はインベントリーチェック、鍵の受け渡し、パスポートの原本を使っての本人チェックなどがあるためどうしても誰かと会って話をし、書類にサインをしたりの作業が出てきます。このため自己隔離は行えません。

逆にシェアハウスなどでも部屋の中で自己隔離しても良いよと言う大家や不動産会社がいたらその人たちは現在滞在中のテナントたちのことは何も考えていないとみてよいでしょう。ホテル滞在をスキップできるのはお金が浮きますが、では自分がシェアハウスに在住で新しい国外からのテナントが入ってきた。大家からは何も聞いていないがどうやら自己隔離をシェアハウスの中でしているようだとなったら良い気分はしないでしょう。


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