ここで言うアラームとは日本のセコムやアルソックなどの防犯用のアラームです。
アラームは基本的に異常を探知するとアラーム音を発生し同時に警察や消防署などにつながるのですが、ほとんどの貸家の場合はアラーム音が鳴るのみの設定としている家が多いようです。アラームを警察、消防、警備会社と繋げることは可能ですがそれには料金がかかります。物件にアラームが設置してある場合、使用者となるのはテントですから警察や
消防署と繋げるコストと毎月/毎年の料金はテナントが支払わなくてはなりません。そのためお金のかからないアラーム音のみの設定をしているテナントさんが多いようです。
アラームの電源は配電盤(ブレーカー)にはつながっていません。誤作動が起こりアラームが鳴り響き家中の電源をすべて落とそうとブレーカーを落としてもアラーム音は鳴りやみません。これでアラーム音が止まってしまうと実際泥棒が入ってきても簡単に止められまうためです。どうしたら止まるかというと、あらかじめ登録している暗唱番号を入力するかアラームが鳴りやむのを待つしかありません。一般的に20-30分間アラームはなり続けます。
では夜中や、ホリデーに出かけた際にアラームの誤作動があった場合は近所迷惑になるのではないか、、その通りです。機械の誤作動や家で飼っているペット、ネズミ、虫(虫は飼うではなく入ってくる)に反応してアラームが作動することもあるようです。これを嫌ってアラームをセットしないで外出される方が多いようです。
アラームをセットしないと近所迷惑の心配はなくなるのですが問題が出てきます。例えば泥棒が入り家のドアを壊しました。パソコン、スマートフォン、指輪などが盗まれました。家のドアは大家さんの入っているハウスインシュランス。その他のテナントの持ち物については持ち物保険でカバーされるの(保険に入っていれば)ですがアラームがかかっていなかったことを理由に保険会社は全ての支払いを却下します。これはアラームだけではなく、ドアの鍵、窓の鍵などのかけ忘れも対象となります。保険会社は泥棒がどこから入ったは関係なく、戸締りはしていたか、家にある防犯設備のすべてが使用されていたか、それらの防犯設備が稼働状態だったかを見ます。
ほとんどのアラームの本体(コントロールパネル)は家庭用の電源で稼働していますが書く部屋にあるセンサーは電池が入っていることが多いようです。電池が切れたからと電池交換をしようとしたテナントさんがいましたが、ご想像通り失敗して20-30分間アラームが大音量で鳴り響いたようです。この辺りは専門家に任せるべきです。
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