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ガスボイラーの終わり

世の中がエコ、グリーンへ向かっている中、家やフラットに設置してあるガスボイラーも急激にエコ、グリーンな方向へ向かっていました。

新しいガスボイラーの販売は2025年までと決められていたのですが、その規制が少し先延ばしになりまた。2033年です。

家庭用のガスボイラーは何をしているのかというとお湯を作る+暖房です。政府は電気のほうがグリーンだから全てのガスボイラーの販売を禁止してしまおうとしてこの規制が作られました。車の動力(エンジン、モーター)と一緒ですね。

ガスボイラーで作っていたお湯を電気で作るようにしたり、暖房についてはヒートポンプ(日本のエアコン)をつけるよう推奨していたのですが、こちらのエアコンは一台数千ポンド(3ベッドの家を考えるとエアコン+取り付けで1万ポンドを軽く超えてきます)と高く、取り付けに精通した業者も日本と比べ極端に少なく、しかもガスボイラーと暖房の効率を比較した場合電気代のほうが高い、と何をとっても大家や消費者に取って良いところはないようです。

大家が貸し物件でこれらの工事を行うためにはテナントがいない状態でお湯、暖房の工事をしなければなりません。恐らく1-2ヶ月はかかる工事となり家賃収入がなくなります。それに新しい電気でお湯を沸かす機械、エアコンなどの料金、工賃を考慮すると、出費をカバーするために大家は家賃を上げなければなりません。

これを考えるとガスボイラー禁止が延期されたことは良いことなのだと思います。

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